松下：元々は小売業で仕事をしていたのですが、別業界の製造業に興味があって職探しをしていました。

社長と盛田さんに面談していただいて、その際に⼯場⾒学の機会をいただいたのですが、今まで⼩売で販売していたもののパッケージが製造されている現場を目の当たりにし、びっくりしたのを覚えています。
モノヅクリの現場はしっかり知ってもらいたいので、求職者さんにはなるべく⾒てもらいたいです。

私たちの仕事というのは、製造業でも機械のパーツや部品などではなく、食品などのパッケージなので、⾝近にあるものでわかりやすいものです。
例えば、スーパーに⾏けば実際に製造された商品が陳列されており、⽬に⾒える形で作ったものが世の中に流通しています。
これって製造業の中でもすごくモチベーションの⾼い仕事だと思っています。

製造業でも、実際に製造された製品が何に使われているか分からないものもありますが、私たちの作った製品は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアですぐに目にすることができるので、家族や友人に自慢できるところはありますね。

松下：前⼯場⻑の仕事というのは多岐にわたりますが、お客様のご要望や品質管理、⼯程の進捗管理などの全体を⾒ながら、⽣産体制を整えることが中⼼です。
なので、本当に幅広いです。

人事採⽤活動も行いますし、⼯場の⼯事なんかも当然内容を知っておかないといけないので、⼯場⻑の仕事は終わりがなく責任が多い仕事と認識しています。

⼯場⻑の⽴場になって、前工場長の盛田さんとのコミュニケーションがさらに多くなりました。

松下：前⼯場⻑は本当に何でもしていましたよね！

例えば採⽤活動1 つとっても、⼯場⻑が面接から⼯場見学まで全ての予定を組むなど、多くのことに取り組んでいます。
そんなことまで⼯場⻑がするの？ということはあるのですが、 やってみないとわからないという仕事が多々あるんです。
なので「まずはやってみる」精神を見習い、前⼯場⻑の「魂！」を受け継ぎ、どんなことでもまずやってみる、その後に改善するということを進めていきたいと思います。

「まずはやってみる」精神は⾮常に⼤事ですし、そこの部分は今でもすごいなと感じることが多いので、どんどんチャレンジしていきたいと思っていますね。

目指すは「魂！」の工場長です！！

松下：デパート行ったときに「これあんたの会社のやつ？」
「ちがうねん、こっちがうちのやつやねん」みたいな会話が増えて、妻も私の仕事に興味を持ってくれています。私たちの仕事は全ての人達の生活の一部を支えているのだと実感しました。

盛田：昔、社員旅行の際に、 ちょっとスーパーに⽴ち寄って買い物してたら、私の先輩が横に来て「お前の作品どれやねん？」と聞いてきたことが衝撃的でした。

スーパーにはお菓⼦コーナーなどにたくさん当社で製造した製品が並んでいるのですが、その中でも⾃分が関わった製品に対して「作品」と呼ぶことに衝撃を受けた記憶があります。

確かに同じ料理を食べるにしても、器が違うだけで料理の見栄えや美味しさが変わると思うのですが、私たちの作る包装紙も同じことが言えるのではないかと思います。

自分の作った包装紙がいわば作品として商品の価値を上げている。

そんな想いを持って業務に取り組んでいきたいですね。

松下：え？盛⽥さんすみません、初めて聞きましたけど！

今後は、⾃分の作ったものを作品と呼ぶような前工場長の「魂！」を受け継いでいきます。

盛田：久しぶりの社員旅⾏がありまして、伊勢⿃⽻に⾏ってきました。
社員旅⾏はコロナの関係もあって、なかなかできなかったのですが、久しぶりに社員旅⾏に⾏きまして、やっぱり楽しかったです。

海に感動してたネパール出⾝の社員もいてましたし、なかなか楽しい旅⾏でした。
飲み会やコンパの場では、楽しく飲んでお互いを知り、仕事中のチームワークにつながる良いコミュニケーションの場になったと思います。

松下：当社の場所がら車通勤の社員が多いので、なかなか仕事終わりにお酒を飲むことが難しいんです。社⻑は社員同⼠語り合うお酒の場を⼤切にされているので、今回の社員旅行は社員同士の絆が深まる良いきっかけになったと思います。